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2024年度加入ステーション数
(2024年07月27日現在)
692ステーション

ご挨拶

みなで考え、活動し、紡いでいく協会であるために

~今、そして5年後を見据えて~

 

 能登半島地震による甚大な被害には心からお見舞い申し上げるとともに、被災地における救命・救助、復旧・復興活動にご尽力されている方々に深く敬意を表します。日本のどこでも起こりうる災害に対して、改めて防災の意識を高め、協会としてもBCPの作成等準備を進めているところでございます。

 さて、3年ぶりに対面で総会が開催できることの喜びを皆様と分かち合いたいと思っております。6月からのダブル改定の対応で多忙の中、ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。また、会員の皆様には日頃から当協会の活動にご理解、ご協力をいただき重ねて感謝申し上げます。

 令和5年度は令和4年6月に作成された「東京都の訪問看護将来ビジョン~2025年に向けて~」において設定した目標【サービスの安定的供給を目的とした人材確保と定着】【資質の向上】【機能拡大】が達成できるようアクションプランを起こし、各委員会で活動してまいりました。2025年はもう目前ですが、在宅医療、訪問看護を取り巻く環境は刻々と変化しています。5年先はどうなっているのか、どうあるべきかを見据えて活動をしていかなければならないと役員一同奮闘しております。

 昨年度も、東京都看護協会や東京都看護連盟と共に、会員の皆様の代表としてさまざまな団体に働きかけを行ってまいりました。そして、組織見直し委員会、将来ビジョンプロジェクト委員会をはじめ、各委員会は、会員の皆様が現場で活動するにあたっての課題が少しでも解決できるよう、また、質の高い訪問看護を提供することにより、安心して在宅療養生活が継続できるよう都民を支援することが重要、と常に考えながら活動しております。そのためにも会員の皆様からの様々なご意見が大切と考えております。

 会員の皆様、役員、事務局が一体となって、この歴史ある協会がよりよくなるよう紡いでまいりま しょう。

 

令和6年6月8日
一般社団法人東京都訪問看護ステーション協会
会長 篠原 かおる